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『ImageJ』など3種の画像処理/解析フリーソフトの比較レビュー

■ImageJ■(http://rsb.info.nih.gov/ij/)

この画像処理/解析フリーソフトの特長:
アメリカ国立衛生研究所で開発されたフリーの画像解析ソフトで、化学研究目的に使いやすい特徴を持っています。Javaで書かれており、Windows・Mac・Linux他多くのOSに対応しています。
扱える画像ファイルの種類は、JPEG・GIF・BMP・FITS・PNG・PGM・ASCIIですが、プラグインを使用することで他の形式にも対応できるようです。
画像全体・選択範囲の面積や、標準偏差、最小値・最大値、長さや角度が計測でき、明るさ・コントラストなど画像の強調や、描画・塗りつぶし・切り抜き・回転など様々な画像の加工が可能です。
画像表示は、32倍から1/32倍まで、好みの倍率にスクロールして作業ができるので、使い勝手の点でも申し分ありません。
オープンソースで、オンライン上で様々なマクロやプラグインが手に入り、また自作することも可能ですから、用途に応じてカスタマイズして使用できますね。



■すばる画像解析ソフト マカリィ(Makali`i)■(http://makalii.mtk.nao.ac.jp/index.html.ja)

この画像処理/解析フリーソフトの特長:
すばる望遠鏡など研究観測で得られる、FITS画像を扱えるWindows用画像解析ソフトです。
フリーソフトですが、配布ページで無償での天文教育目的の方用と但し書きされています(30日以上の使用に際しては無料のユーザ登録が必要)。
マカリィ(Makali`i)は、天体の測光・則位・重量検出、画素の明るさの演算、複数の画像を切り替え表示で比較する機能などを搭載しています。



■み~あ■(http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se229473.html)

この画像処理/解析フリーソフトの特長:
工学向けの画像解析ソフトで、gif・jpg・bmp・csv・monなどに対応しているWindows用のフリーソフトです。
カラーには対応しておらず、モノクロ画像のみ扱えます。